さつまいもを畑や家庭菜園で育てるときの苗を園芸店やホームセンターなどで購入されている方もいらっしゃるかと思いますが、実は簡単にご自宅で苗を作ることができるみたいです。そこで今年2023年の秋にはさつまいもを家庭菜園でたくさん収穫できるように、さつまいもの苗作り(芽出し)を観察したいと思います。
苗植えを5月~6月に行うことを考えると3月初旬〜3月末までには苗作りを始めるのがよいタイミングかと思います。小さい芋が安納芋(娘がふるさと納税で寄付した返礼品の余り)で大きい芋がべにはるか(スーパーで購入したものの余り)です。水耕栽培でチャレンジをしてみようと思います。
さつまいもの苗作り(芽出し)をする水耕栽培や温床栽培では、約1ヶ月半で苗として使える長さまで育ちます。種芋1つから1回に切れる苗の数はおよそ4~5本。1回切ってから1週間程度で次の苗が切れるようになり、1シーズンで1つの種芋から約15~20本ほどの苗を取ることができます。
水耕栽培で必要なものは種芋と容器と液体肥料だけです。種芋が水に沈んでしまわないようにできれば、専用容器である必要はありません。500mlのペットボトルをカッターナイフで半分に切り、上部をひっくり返して一部が水に浸るようにしても大丈夫です。
種芋を植えて育てる他の芋類とは違って、さつまいもは種芋から苗(芋づる)を生えさせて、それを切って植えることで育てていくことができます。さつまいもは苗を植えた後はあまり手間をかけることもないため、この芽出しでしっかりした苗を作ることが非常に重要になります。
水を適量まで注ぎ、窓際の日差しがあたる場所に置きます。あとは2~3日に1回、水を交換して芽が出てくることを待ちます。
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