まさか首にヘルニアが発症しているとは・・・
2021年5月27日(木)総合病院で撮影したMRIの結果を聞きに行きます。「断面画像を見ながら、やはりこれが原因の神経痛です。ヘルニアが真後ろに飛び出ており脊髄に干渉しています。薬を飲んで様子を見ましょう。」と言われ、「これは治るのでしょうか」と聞くと「必ずとは言えませんが治ると思います」というニュアンスのことを言われて、少しだけ安心できました。しかしこの時にも重病宣告を受けるような気がして、頚椎椎間板ヘルニアになるのでしょうかと先生に聞くことができませんでした。腰のヘルニアは周りの方から聞いたことがありますが、まさか自分が首にヘルニアが発症しているとは正直ショックでした。
首の鈍痛と可動域の狭さは相変わらずで、ベッドで仰向けに寝ているとこれからどうなるのかという不安ばかりが頭に浮かび、このころからネット検索をして、手当たり次第に読み漁るという日々が送ることになります。頚椎症にはたくさんの種類がありますが、僕の症状からすると次の3種のうちのどれかかと推測ができました。「頚椎症性脊髄症」長年の姿勢や運動の影響により、椎間板のみならず骨自体にも変形をきたし、骨の角がトゲのように飛び出して、骨をつなぎとめている靱帯も変性しゆるんだり分厚くなったりします。その結果、脊髄の通り道である脊柱管がどんどん狭くなり、脊髄が圧迫されることで手足の障害が発生した状態。「頚椎症性神経根症」脊髄から分岐して手につながる神経根が骨の隙間を通過する箇所で圧迫され、激しい手の痛みや筋力低下が発生した状態。「頚椎椎間板ヘルニア」椎間板は加齢とともに変性するため、外側の硬い成分(線維輪)に亀裂が入り、内側の柔らかい成分(髄核)が飛び出した状態。首の後ろや肩甲骨の周辺に痛みがでてきますが、ヘルニアが脊髄や神経根を圧迫すれば、手足の運動障害や痛み・しびれが出現します。ぼくの症状に一番近いのは、この「頚椎椎間板ヘルニア」です。このころにはまだ体にしびれの症状はでてきていませんでした。
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