大阪市西区新町1丁目にあります うえの をご紹介します。
大阪メトロ四ツ橋線本町駅から四ツ橋筋を南に数分間歩くとお店はあります。知り合いに誘ってもらいはじめて訪問することになります。高知家の魚 応援の店という看板が掲げられており、高知好きの私としては期待が膨らみます。
店内に入ると外観から想像する以上に奥行きがあり、左手に座敷、右手にカウンター、奥にテーブル席というレイアウトです。座席の予約のみをしていましたので、奥のテーブル席に案内されます。
さっそく生ビールと料理を注文します。「名物 漁師の藁焼き 鰹のたたき」があるか聞いてみると、土佐より直送の日戻り鰹 大型船で3~4泊するのではなく、 朝、漁に行きその日の昼過ぎに水揚げされた鮮度抜群の日戻り鰹を使用していて、3月頃から11月頃までのみ提供しているということでした。
鰹の漁が止まる季節は冬の味覚の代名詞「寒ぶりの藁炙り」が用意されているので、そちらを注文します。鰹のたたきも大好物ですが、寒ぶりのたたきがこれほど美味しいのかとびっくりするほどの、魚の旨みとジューシーさが特徴です。
「もずくの天ぷら」を注文します。生のもずくは何度も食べていますが、天ぷらのもずくははじめてです。柔らかい食感と海の香りがする天ぷらに心が奪われました。
続いては、「豆富づくし枡ゆず豆富」です。豆腐ではなく豆富とメニューに書いてあります。その名の通り豊かな大豆の味わいとゆずのトッピングでこちらも食べたことのない濃厚で薫り高い豆富となっています。
そして「土佐はちきん地鶏のたたき」です。たたきに海苔・ネギ・玉ねぎを絡めていただきます。ドレッシングが良い具合でサラダ感覚でいただける料理です。
「ほたるいかの炙り」です。ほたるいかを炙ることによってより濃厚になり、香ばしさがプラスされます。
「鶏の唐揚げ」です。特徴的な鶏肉の断面がはじめての調理法ですが、こちらもジューシーではありますが、衣の油加減が程良くて美味しくいただけました。
「ウニと白魚の海苔巻き」です。魚の身のような食材とウニ、白魚、ネギを一緒にいただきます。海苔巻きですがごはんがないことにより食材の味わいがダイレクトに伝わってきます。
締めは「ワカサギの天ぷら」です。ワカサギの苦みが日本酒土佐鶴ともよく合い、お酒も肴も進みました。
土佐の魚を中心に大阪ではなかなか味わえない個性的なメニューを取り揃えています。夜も雰囲気の良いお店ながら人気店ゆえに活気のあるお店です。次回はランチも食べてみたいと思います。
うえの
住所 大阪市西区新町1-13-3
電話 06-6543-6699
営業時間 月~土曜11:30~14:00 18:00~22:00 ランチは月~金曜のみ
定休日 日曜日 月曜日の祝日
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